８月１６日から、福岡に帰省した。

昨年いた、神社ポイントに絞り、ヒラタを探した。

このポイントは、クヌギではなくタブ（関東のタブとはちょっと違うが・・・・）にクワガタやカブトなどが集まる。

ポイントに到着し、早速昨年いた木を探したが、いない・・・・・・。
別の木に、だれかが、トラップを仕掛けており、そのトラップをはぐると・・・・・いました、顎が片方折れたヒラタ♂。
♀は相変わらずいない。
１日目は、この１匹のみで終了。

２日目、頭上３メートルぐらいの所の枝の付け根にカナブンが数匹集まっていた。
その付け根には、直径２０cm程の枝ががおれた後があり、丁度折れた部分が、朽ちて
洞を作っている。樹液が出てカナブンが集まっているすぐ横なので、ヒラタの絶好の隠れ家に
なっていた。そのカナブンが集まっている部分にひときわ黒く光るドルクス系のクワガタが見えた。
これが、関東だったらコクワの確率が９９％ぐらいだが、ここのポイントは、昔からコクワが全くいなく
ヒラタonlyしかいない。本当に不思議なポイントなのだ。
また、その横にカブト♀がいた。どうも、この黒光りするクワガタと樹液場の取り合いをしている
ようだ。この黒光りするドルクスは、”ヒラタ♀では・・・・・”と思い、すぐ横の洞に隠れる前に、GETする
必要があったので、慌てて網を車から出し、洞に逃げ込まないように網をかぶせた。
どうにかGETし、手にしてみると、ヒラタ♂だった。下から見たときは♀と思ったが・・・残念。

３日目、昨年いた木がやっぱり気になったので、その木の枝付け根の又の間をくまなく探した。
すると、間に挟まっているクワガタ２匹を発見。jrを呼び、取り出して見ると・・・・・やっぱりヒラタだった。
小さなヒラタのペーアーだった。♀１確保に成功。
なかなか樹液採集できない♀が欲しかったので嬉しい。

昨年に続き、ヒラタはいてくれた。しかしここは、不思議である。なぜコクワが全くいないのだろうか・・・・・。
ここでは、昔からヒラタしかいなく、コクワの方が大変珍しい。
次回は、このポイントの九州コクワを探してみたい。

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