昨年は、千葉の海にいるモンスターを射止める為に陸の生物は少しお休みしていたが、

今年は、「千葉の幻」に再び力を注ぐ事を目標に、「千葉ネブト草の根大作戦」を開始する事にした。

千葉ネブトは、ここ４年程、千葉でのポイント散策のたびにネブトも意識して散策をしていたが、

どうも、他の地方とは千葉の場合は違うようで、ネブトが好むような場所になかなか出会えない。

年中湿気をおびていて、クヌギ、松の混在林で、場合によってはモミの樹液にも現れる・・・・・・・

生息環境だけ考えると、真に不思議なクワガタである。まずは針葉樹と広葉樹の混在林をまず見つける

必要がある。このような環境が千葉にあるか・・・・・・・

埼玉に行った際、松とクヌギの混在林を見た事があったが、

千葉では今まで見た事が無い。

そこで、今年から千葉県の植物の植生や千葉の登山に関する書物を真面目に探し勉強した。

その成果があり、前述した環境は千葉にも内陸部に点在している事が分かった。

そこで５月より山登りも兼ねて、千葉ネブト内陸部草の根大作戦を開始する事になった。



【千葉の山は半端じゃない】
早速、調べた情報からある山に焦点を絞り、散策を開始したが・・・・・・・・

とんでも無い事が起きた。

千葉にはヤマビルが沢山いる事を忘れ、スニーカーで山にはいった為、散策どころか

ヒルとの格闘で１回目の散策は終わってしまった。

ちょっと目をそらしたすきに、足の甲にヒルが数匹ついてくる。とんでもない状況だ。

ｊｒはヒルの餌食に・・・かーは散策どころか、ヒルをつまんでは投げ捨てるの繰り返し。



とてもネブトなど考えられない状況での散策となった。

これを契機に、まずはヒル対策が必要とわかり、２回目からは長靴と塩水入りの霧吹きを

用意し出動した。しかしまたしても壁が現れた。既に山は夏モード。蛇、ハチ、ブヨ、クモ・・・・・・・

あぶない生き物がうようよ活動していた。それらに気をとられ、またしても散策どころではなかった。

さらに、今までの街灯採集とは違い、数倍の体力が必要となる。

昔の山梨でのオオクワ散策を思い出す。

危険な生き物を警戒しながら、炎天下の中での山登り・・・・・・・

幻の千葉ネブト。簡単には現れそうにない。

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